タイヤニュース

住友ゴム、ピンクリボン月間で乳がん啓発活動を展開

住友ゴム工業は、10月の「ピンクリボン月間」に合わせて乳がん啓発活動をサポートする。同社はタイヤ、スポーツ、産業品事業が一丸となり、女性の健康意識向上に向けた取り組みを進める。乳がんは日本で女性が最もかかるがんとされ、早期発見・早期治療の重要性が高まっている。同社はピンクリボン運動を通じて正しい知識の普及やセルフチェック、検診受診の促進を呼びかける。

「ピンクリボン運動」期間限定デザイン「ピンクリボン運動」期間限定デザイン

タイヤ事業では、モータースポーツ会場でスタッフが着用するバッジやリストバンド、のぼりのDUNLOPロゴを黄色からピンクに変更し、来場者に啓発メッセージを発信する。さらにDUNLOPブースでは乳がん検診を促すパネルを設置する。これらの取り組みは10月に開催されるレースで展開され、大分県で行われる「AUTOBACS SUPER GT Round7 AUTOPOLIS GT 3Hours RACE」でも実施される予定だ。

スポーツ事業では、契約選手がリボン型のDUNLOPアクリルバッジを着用して試合に臨み、観客や関係者にメッセージを届ける。第52回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントを皮切りに活動をスタートする。

産業品事業では、ダンロップホームプロダクツが「樹から生まれた手袋」の売上の一部を寄付する「1 PAIR for 1 LOVE」活動を継続している。同社は2010年からこの取り組みを続けており、生活用品を通じて乳がん啓発に貢献している。

住友ゴムは、全事業領域を通じてピンクリボン運動に取り組み、女性が安心して生活できる持続可能な社会の実現を目指していく考えだ。