ブリヂストンは、オーストラリアで開催された世界最高峰のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」において、サステナブル化を加速させた。今回同社は、パートナーとの共創により開発・生産された再生カーボンブラックや再生スチールを初めて採用し、再生資源や再生可能資源の比率を65%以上に高めた「ENLITEN」技術搭載タイヤを提供した。

また、提供するタイヤの総数を抑える取り組みや低炭素輸送、使用後のリサイクルなど、大会におけるタイヤのバリューチェーン全体でサステナブルな活動を進化させた点も注目される。さらに「ENLITEN」技術を搭載したタイヤを使用したチームが、チャレンジャークラスとクルーザークラスの両部門で優勝を果たした。
ブリヂストンは、サステナブルなモビリティ社会の実現に向け、BWSCを通じた技術革新と実証の場を今後も強化していく構えだ。