横浜ゴムは8月8~16日に開催される、アジア最大のクロスカントリーラリー「アジアクロスカントリーラリー2025(AXCR)」に参戦する20台以上に、SUV・ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003」を供給する。「チーム三菱ラリーアート」や「TOYOTA GAZOO Racing Indonesia」などの強豪とともに総合優勝を目指す。

「チーム三菱ラリーアート」はタントスポーツ(タイ)が運営するラリーチームで、三菱自動車工業が技術支援している。また、「TOYOTA GAZOO Racing Indonesia」はAXCRにおいて2023年に総合優勝を果たしており、今年は王座奪還を目指し、アジアを中心に販売されている人気のフレームタイプSUV「トヨタ・フォーチュナー」2台体制で参戦する。
そのほか、昨年の2、3位入賞者を擁する「ISUZU SUPHAN YOKOHAMA LIQUI MOLY RACING TEAM」や2023年に総合優勝した青木拓磨選手などが「GEOLANDAR」装着車で参戦する。
横浜ゴムが供給する「GEOLANDAR M/T G003」はあらゆるオフロード路面で高い走行性能を発揮するとともに、優れたロングライフ性能を追求し、オフロード感を強調した逞しくアグレッシブなデザインを実現している。
「AXCR」は1996年からスタートしたFIA(国際自動車連盟)公認レース。近年はタイを出発点として、アジア各国の山岳部やジャングル、海岸、プランテーション、サーキットなどを舞台にし、毎年コース設定、通過国が変わる。今年はタイ国内を舞台にパタヤをスタート/フィニッシュ地点とし、昨年の約2100kmを大きく上回る約3250kmのコースを走行する。