横浜ゴムは持続可能な経済の実現を目指す国際環境非営利団体「CDP」より、2024年の「サプライヤーエンゲージメント評価」において最高評価「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に選定されたと発表した。
CDP「サプライヤーエンゲージメント評価」は、企業が気候変動課題に対してどのように効果的にサプライヤーと協働しているかを評価するもので、CDPの気候変動質問書のうち、ガバナンスと事業戦略、目標、温室効果ガスScope3排出量、リスク管理プロセス、サプライヤーエンゲージメントの5項目への回答が対象となっている。
横浜ゴムでは「2050年に自社活動によるCO2排出量ネットゼロ」を掲げるとともに、Scope3のCO2排出量についても2013年から開示を開始するなど、サプライチェーン全体での気候変動の取り組みを継続している。
サプライヤーとの協働においては「YOKOHAMAグリーン調達ガイドライン」を策定し、環境に貢献する原材料の開発とその使用を推進。また、毎年、サプライヤーに対してCSR説明会を開催し、横浜ゴムグループのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを説明するとともに、サプライチェーンにおけるCO2排出量削減への協力を呼び掛けている。今回の選定はこれらの継続的な取り組みが評価された。