横浜ゴムの米国のタイヤ販売会社であるYokohama Tire Corporationは、6月22日に米コロラド州で開催される「第103回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の5クラスに参戦する20台以上にグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」シリーズのレーシングタイヤを供給する。
横浜ゴムは過酷なヒルクライムレースへの参戦を継続しており、昨年は「ADVAN」装着車が総合トップ10のうち5台を占め、4クラスでの優勝を果たすなど、圧倒的な存在感を示している。

今年は有力選手に加えて新たな技術チャレンジをサポートし、さらなる飛躍を目指す。タイムアタック1クラスで3年連続優勝しているDavid Donohue選手、昨年オープンホイール部門で優勝したCole Powelson選手、そして2022年、2023年に2年連続総合優勝を果たしたRobin Shute選手にはレーシングタイヤ「ADVAN A005」を供給。

また、水素燃料電池車として初めて同レースに挑戦する「2025 Honda CR-V」には、米国で活躍する日本人ドライバーの吉原大二郎選手がステアリングを握り、ストリートスポーツタイヤ「ADVAN A052」を装着してエキシビションクラスに出場する。さらに、ポルシェ、フォード、アストンマーチンのGT4車両で競われる「パイクスピークGT4トロフィー by Yokohama」クラスでは8年連続で「ADVAN A052」をワンメイク供給する。
「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は1916年から開催されている伝統あるヒルクライムレース。別名「雲へ向かうレース」と呼ばれ、標高2862mのスタート地点から標高4302mにあるゴールまでの約20kmのコースで競われる。ヨコハマタイヤ装着車は2020年と2022年、2023年に総合優勝している。